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セロトニン調節でダイエット効果

うつの原因となるセロトニン分泌の異常ですが、
セロトニンにも実は種類があるのだそうで、

それをうまくコントロールできれば、
個人がいっしょうけんめい努力しなくても、
肥満を緩和し、結果としてダイエットすることができるのだとか。

そんな話、ほんとうでしょうか?

みんなが精神論から語るくらい、悩みの多いダイエットが、
苦しい減量をする以外に成功する方法があるのなら、
早く研究結果をまとめて、みんなが使えるものにしてほしいものです。

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末梢セロトニンは、簡単に言うと「トリプトファン水酸化酵素1(通称:TPH1)」という酵素によって合成され、TPH1を欠損させたマウスでは血中のセロトニン濃度が約95%低下することが判明しています。つまり、TPH1を除去すれば末梢セロトニンが少なくなるということです。

「肥満者の褐色脂肪やブライト脂肪の衰え」と「肥満者の体に多くの末梢セロトニンが存在すること」という2点をつなげたのが、カナダにあるマックスター大学の研究チームです。研究チームが、遺伝子操作でTPH1を除去した、つまり末梢セロトニンがほとんど存在しないマウスに高脂肪のエサを与えたところ、褐色脂肪やブライト脂肪が活性化してカロリーを燃焼したため、肥満や脂肪肝や糖尿病前症といった肥満合併症にならず、「末梢セロトニンには褐色脂肪やブライト脂肪の活性を衰えさせる作用がある」ことが明らかになりました。

(GIGAZINE - 2014年12月12日)
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